自分がデザインに関わった高級時計が販売されるということも初めての経験。
ブルガリのファブリツィオ氏はフィアット・スタイル・センターでカーデザイナーを務めていた経歴が示す通り、根っからのクルマ好き。これが異色のコラボレーションの実現に繋がったのだろう。また、同氏の代表作であるブルガリ アルミニウムがデビュー25周年を迎えたことによる記念碑的な意味合いも込められている。ちなみに「ビジョン グランツーリスモ」でブルガリが手掛けた夢のコンセプトカー「ブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモ」は、エクスクルーシブルな存在でもある。
(山内氏)「コラボウオッチの購入者には、『グランツーリスモ7』の中でドライビングできるブルガリのコンセプトカーの出現コードが先行でプレゼントされる仕組みになっています。こうした試みは過去にもありますが、時計ブランドとの取り組みは初めてですし、自分がデザインに関わった高級時計が販売されるということも初めての経験。反響がとても楽しみですね」
参考記事:http://plaza.rakuten.co.jp/jianshichang2/
「“ブルガリ アルミニウム”は腕時計におけるマスターピースのひとつです。だからこそ本来のデザインを崩してはならなかった。その一方で、ダイアルやケースバックに“グランツーリスモ”のロゴを入れるだけのデザインも全く考えていませんでした。2モデルどちらも、“ブルガリ アルミニウム”の美しさと機能を保たせながら、往年のイタリアのグランツーリスモカー由来のエッセンスを随所に散りばめることができたことに満足しています。コンセプトカーはゲームの中で、こちらの腕時計は現実世界で愛用してくれたら嬉しいです」
(ファブリツィオ氏)「ブルガリのDNAを活用する別の方法を思い描き、ブルガリ アルミニウムと同じデザインコードから成るコンセプトカーの作成に至りました。1970年代の伝説的なイタリアのGTカーのラインに着想を得た、幾何学的でピュアで角ばったフォルムを基調とし、スポーティなスリースポークのステアリングホイールとウォールナットのダッシュボードが特徴です。これらが一体となることで真のブルガリの美学が生み出され、結果として実寸大においても完璧にリアルなプロポーションを備えたコンセプトカーが誕生しました」
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